2013年08月12日
ひまわり
駅に行く途中、うつむいたひまわりを見て、ある記事を思い出しました。

 夏の季語にもなっているヒマワリ、花が咲いているときは元気いっぱいに見えますが、花後はまるで叱られて落ち込んでいるかのようにうつむいてしまいます。この姿が「きれいじゃない」と思う人もいるかもしれませんが、決してしおれているわけではありません。この姿には大事な意味があるのです。
 ヒマワリの種は、鳥たちの大好物。上を向いているとせっかく熟した種が鳥の餌になってしまいます。また、雨が降って濡れると、種にカビが生えてしまいます。つまり、種を守るために、ヒマワリはあえてうつむいているのです。
 生物学の世界では、生物の最大の目的は子孫を残すことだと言われています。その意味を思うと、ヒマワリのうつむきは、まるで母親がわが子を抱いて守るような姿にも見えてきませんか。僕は、この姿こそヒマワリらしく輝く、もっとも生命力に満ちた姿ではないかと思っています。
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この記事は、園芸家の柳生慎吾さん(俳優・柳生博さんのご子息)の雑誌連載「きょうも園芸日和」で目にしました。「そうなんだ〜」と、思わずひとりごと。  

 
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